新年お正月スペシャル。今回は2018年1月4日放送の、和風総本家 お正月スペシャル「日本の職人24時」に、フランス・パリで和菓子を作る日本人の和菓子職人の村田崇徳さんが出演です。
和菓子職人 村田崇徳さんとはどんな人なのでしょうか?また現在、村田崇徳さんがシェフを務めるお店も調査してみました。
出典:http://www.french-code.com/
プロフィール
村田崇徳 (むらた たかのり)
生まれ年:1978年生まれ
愛知県の60年以上続く老舗の和菓子屋(マイシー丸富)に生まれ育ち、東京製菓学校を卒業されています。
お兄様が洋菓子職人としてパリヘ行ったのをきっかけに、ご自身も渡仏され、あのサダハル・アオキで仕事をしていたそうですが、次第に和菓子作りへの情熱が出てきたそうで、パリの日本食レストラン、「あい田」でのデザート部門での仕事開始、その後、パリでの和菓子屋「和楽(Walaku)」勤務を経て、現在、Patisserie TOMO にて経営と和菓子づくりに携わっていらっしゃいます。
気になる既婚未婚についてですが、村田氏は既にご結婚もされていらっしゃいました!お相手は日本人なのか、外国人なのかは分かりません。
何故和菓子をパリで、なのか?
村田崇徳さんはかねてより、どうして和菓子が広がらないのだろう、という疑問がずっとあったそうです。
和菓子をただ美味しいという純粋な楽しみを感じていただける食べ物に地位を高めなおしたい。
もう一度、小豆(あずき)の良さを見直してもらいたい。
和菓子も材料は吟味され、手間ひまかけて丁寧に作られていることも伝えたい。そのためには、このパリで、美味しいものを作り、リピートしてもらい、パリでひろげ、フランスの家庭で普通にあんこがパンにつけられ食べられる世界をつくる。
パリで小豆が普通に食べられる世界を築けたら、日本に小豆のよさを見直すチャンスを逆輸入できるのではという考えのもと、パリでの和菓子作り,
そして食材もフランス産、にこだわっているそうです。
また、アレルギーの少ない安全な食物としての小豆のアピールポイントも、食のフランス パリから広げるのが有効ではと考えられているそうです。
私も、以前はそこまで買っていませんでしたが、海外から帰ってくると和菓子の美味しさに目覚めたというか、よく買うようになりました。また、小豆がアレルギーの少ない食べ物、というのは盲点だな、とも思いました。体に優しくて、洋菓子よりカロリーが低くて、アレルギーは起こりにくい、そもそも日本人は嫌いな人が少ない、というのは日本人では常識ですが、外国人には、和菓子の概念がないので今はそのマーケットの根幹の部分を作る活動を村田崇徳さんは地道に実施されていらっしゃいます。
そんな村田崇徳さんが、和風総本家 お正月スペシャル「日本の職人24時」に出演です!
和に関する物事を取り上げ、日本の素晴らしさを改めて認識できるこの番組。今回はお正月スペシャルということで、異国で奮闘する日本人の職人さんを含めた、そのうちの一人として、村田崇徳さんは出演されます。
村田崇徳さんの住むパリは、日本の菓子パンやお菓子やBENTOがじわじわと流行ってきていますので、日本食が受け入れられやすい土壌は少なからず他の国よりは高そうです。また、新しい食文化に比較的寛容という部分もパリでお菓子を広めやすい反面難しい部分なのだと思います。苦労話を含め、どんなお話を聞けるのか楽しみです!
村田さんが作る和菓子を置いているお店情報は次のページへ!