年越し蕎麦とは?お蕎麦について徹底調査!

クリスマス、年末へのカウントダウンが少しずつ近づいてきましたね。

来週以降、お仕事の合間に年賀状の準備(もうすでに皆様終わっているんでしょうか)やコツコツ大掃除をされ始める人もいらっしゃるのではと思いますが、今回は、大晦日に食べる年越し蕎麦について調べてみました。

なお、トルコでは勿論、年越しそばなんていう文化はありません。(そもそも汁物の麺類を食べない、食べられない?!が正しいかもしれません)

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蕎麦の歴史

日本での歴史は古く、伝来は奈良時代以前(西暦710年以前)とのこと。

こんなに古くから食べられているのであれば、日本人の体にも合っていますね。

当時は、主食用というよりは飢饉などに備えて雑穀として栽培され、おかゆや、そばがき、の形状で食べていたようですが、今の麺としての蕎麦(蕎麦切り)は16~17世紀以降だそうですよ。

ちなみに、「せいろそば」は、麺自体が切れやすかった為、昔は、今のように茹で、ではなくせいろで蒸して提供する形だった名残だそうです。

日本の蕎麦の産地

日本国内は、2016年データによりますと、1位北海道、2位茨城県、3位山形県 となっています。長野が上位のイメージでしたが、ここ最近は違うのですね。

出典:http://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html

年末に食べるのは何故?食べるタイミングは?

上記のせいろそばの例にあるように、江戸時代には既に風習として、「年越しそば」を食べる文化があったようです。

年末に食べる理由は、諸説ありますが、

  • 蕎麦の麺は切れやすいので、一年の災厄を断ち切る、翌年に持ち越さない意味合いで食べる説。
  • 蕎麦は細く長いので、長寿を祈って。
  • 傍(そば)にいたいという語呂合わせ説。
  • 五臓の毒を取る解毒作用で、体内を綺麗にして新年を迎える説。
  • 金を集める縁起を担ぐ説。(金銀細工師が金粉銀粉を集めるのにそば粉の団子を使っていたことより)

などがあります。何れも縁担ぎの意味合いが強いようです。

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蕎麦を食べるタイミングですが、これも地方によって様々です。東北地方ではお正月に祝い蕎麦を打つところもあるそうで、これといった明確なタイミングがありませんが、上記のような新年への願いを込めて食べるものなので、大晦日のいつのタイミングでもよいようです。

ちなみに我が家(関東)は、夕食後、21時前後に食べることが多いです。

来年もいい年になるよう願掛けしながら今年は年越し蕎麦を食べて、幸せな新年をお迎えください!

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