元体操選手の田原直哉選手が、12月22日、2018年平昌冬季五輪代表選手に選ばれました!
私、またまたこの選手の事を存じ上げなかったのですが、異色のスポーツマンということで、とても興味を持ったので、田原直哉選手のことについて調べてみました。
出典:http://www.naoya-tabara.jp/
プロフィール
本名:田原直哉(たばら なおや)
誕生日:1980年12月24日
所属:ミルキーウェイ
和歌山県出身の、元体操選手です。
8歳の時から体操競技を始め、ナショナルチームに選出されるほどの実力を持った方だったのですが、ケガなどに見舞われ、体操選手時代には五輪代表にはなれなかったそうです。
2003年4月~2013年2月までの約10年間は、徳洲会体操クラブに所属され、その後フリー転向されています。
現在、ミルキーウェイ所属となっていますが、遠征費などは全て自己負担とのことで、働きながら遠征費や合宿費を捻出しているそうです。
体操からエアリアル転向のきっかけは?
今回、田原選手は、4度のオリンピック(2004年アテネ 夏・2008年北京 夏・2010年バンクーバー 冬・2014年ソチ 冬)を逃した悔しさをバネに、ついに今回、36歳(投稿日時点)にして、スキー転向後11年をかけてエアリアル種目にてオリンピック代表枠を獲得しました!
この転向のきっかけについても調べてみたところ、2006年に、ケガより手術をしても体操で北京オリンピック出場には間に合わないと判断し、体操競技を断念し引退か、、?と思いきや、以前から興味があり、培った体操技術が活かせそうな、スキーのフリースタイルのエアリアル転向をしたそうです。
そしてなんと、元々スキーができたわけではなく、最初はㇵの字スタートだったとか。これもすごい勇気ですよね。家族には反対されたそうですが、「どうしても五輪に出たい」というガッツがそうさせたそうです。
ところで、スキーのエアリアルってどんな競技?
エアリアルとは、スキー・フリースタイル競技の1つで、1992年のアルベールビルオリンピックより正式競技になっています。
長さ160cm程度のスキー板をはいて、キッカーと呼ばれる約4mの人工ジャンプ台に向かって直滑降で滑っていき、 空中に飛び上がり、宙返りをして着地するまでの短い競技です。着地するまでに行う演技が採点対象となります。技は演技前の自己申告制で、それに対して、点数がつけられます。
スキーで滑るのでも、160センチのスキー板をさばくのに大変なのに、これをはいて飛んでって、、すごい競技ですネ・・・!
空中姿勢や、着地バランスなどは、体操競技に通じるものがあるようで、ここから田原選手もやってみようという着想を得たのだと思います。
雪のない夏場やいきなりスキー場での練習は危険なことから、安全性の高い、ウォータージャンプという練習が日常的です。
下記動画では、田原直哉選手は0:15~に登場、2:00~に滑り始めます。
見ている分にはスゴイな~ですけれど、実際は水に濡れて、また滑ってと、結構体力を消耗しそうな競技です。
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